1920年代頃のフランス製フィリグリー細工のアンティークシルバーネックレス。
繊細な銀線で編まれた大ぶりのトップには、ピラミッドとヤシの木が刻まれたメダルが中央に配されていて、下部にもラクダに乗った人物のシルエットを描いたペンダントチャームが揺れ、静かな動きを添えています。
いずれもニエロ（黒色象嵌）技法によって仕上げられており、シルバーの輝きと対照的な黒のモチーフが特徴的です。
このようなエジプト風デザインは、1920年前後のヨーロッパで流行した「エジプト趣味（Egyptomania）」の影響によるもので、当時のジュエリーや工芸品に多く見られるスタイルです。
素材はフランス製スターリングシルバー。裏面には、フランスの銀製品であることを示す「イノシシの頭」、そしてペンダント裏側には小さな十字のホールマーク（刻印）が入っています。
ネックレス全体の長さは約55センチ。ペンダント部分は縦約7センチ× 横約4センチと存在感があり、胸元でしっかり映えます。重量は約7.7グラムと軽量で、見た目の華やかさとは裏腹に軽やかな着け心地。
アンティークシルバージュエリーの中でも、こうした異国風モチーフとフィリグリーの組み合わせは希少性が高く、特に一点ものをお探しの方におすすめです。
アンティークの状態は頑丈で良好、末永くご愛用いただけます。
写真のボックスは付属しません。
◆素材 シルバー
◆年代 1900〜1920年代頃
◆国名 フランス
◆サイズ 約55センチ ペンダント 縦約7センチ 横約4センチ
◆重量 約7.7グラム
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